ボディメイク理論編

過食をやめるには

過食症とは

過食症とは、

食べすぎた後に、吐いたり下剤を使って排出したりしてしまう病気です。

今回の記事を書くかは、正直とても迷いました。
ですが同じような事で悩んでいる方に、
すこしでもお役に立てたらと思い、
投稿することを決めました。

暗い話が苦手な方は読まないでください!笑

私は吐かない過食症でした。
過食をして吐いたことが一度だけありますが、
そのときは純粋に食べ過ぎて、
胃袋も限界を迎え気持ち悪くなってしまったため吐きました。

そのため自分が過食をした罪悪感から無理やり嘔吐しようとする場合とは少し違います。

私の過食経験談

私は病院で「過食症」であると診断されたわけではありません。
そもそも通院したことがありません。
通院を考えたこともありましたが、しませんでした。
自分が恥ずかしかったからです。

私がしていた過食は
ごはんもお菓子も大量に食べるというものです。

例えば宅配ピザのLサイズを1人で2枚完食したり
ウーバーイーツで3、4人前の料理を頼んで一人で完食したり
コンビニやスーパーでしょっぱいスナック菓子と甘いスナック菓子を三種類ずつ買ってきて一気に食べたり

そのようなことをしていました。
一食2000〜3000kcalは食べていたと思います。

過食の原因と、私の過食がマシになるまで

過食してしまう原因としては
ダイエットストレスなどで体が危機感を感じ、
自己防衛として過度に食べてしまう
ということが一般に言われています。

どうしたら過食をやめられるか

過食に対する処方箋を探す日々

私は過食をやめるヒントを探して、
ネットサーフィンを繰り返し、YouTubeで過食についての動画をあさりまくる
ということをしていました。

その中で共通して言われていたことは、
「原因を自分で見つけて取り除く」
ということです。

私はストレスが原因で過食をしてしまっていることも、
ストレスの原因もわかっていて、
それを取り除くことができないからこうしてネット上でヒントを探しているのに

そう思って落胆し、また過食をするという毎日を送っていました。

転機

私は過食をしていた当時、一人暮らしをしていました。
私は学生で、春休みだったので学校もなく、
コロナの流行という状況でバイトはおろか外にも行けないという状況でした。

そして大学の授業がオンラインで行われるということが決まり、
私は実家に帰ることを決めました。

実家に帰ると、さすがに家族の目があるため
ピザを大量に頼んだり、ウーバーイーツを大量にオーダーするということはなくなりました。

でも家にはお菓子が常に常備してありましたし、
家族も好きなものを食べてね、という風に優しく接してくれました。

更にコンビニも近く、家族のための買い出しをしにスーパーにも2日に1度は行っていました。

そのような状況下だったため、自分の部屋で隠れて過食をするということは普通にありました。
でもだんだんと、過食をする頻度は減っていきました。

過食が減った理由

私が過食に走っていた理由は、
1人が寂しくてたまらなかったからだと思います。

過食が始まる前までは恋人もおり、一緒にいる時間がほとんどでした。
その恋人が急にいなくなり、更にコロナの流行も重なり、
私は更に一人になりました。

一人が不安で寂しくて仕方がなく、更に将来のことも不安でした。
その時期は就職活動もしていたのですが、
就職活動のための自己分析をする過程でも
やりたいことがない、自分には何もない
そのように感じてしまうことが多かったです。

そして生きるためには就職することが必要だけど
働いてまで生き延びる価値が自分にあるのか?
と何度も自問し続けていました。

このような漠然とした不安や、心の寂しさを埋めるため
私は毎日食べ物を必死で口に詰め込んで、罪悪感に苛まれ
更にこんな人生に生きる価値はないとひたすら思っていました。

そんな私でも、実家に帰ったことで寂しさは薄れていきました。

週1回から月1回へ

私の学校は成績評価が厳しく、
私はあまり出来が良い方ではなかった上に
精神状態があまりよくなく全然勉強に集中することができませんでした。

ただコロナの影響でアルバイトもなくなってしまい、
家の家事をただ手伝って、後は勉強や筋トレに打ち込むことができるという環境ではありました。

そんな中で、勉強しなければ卒業できないという危機感に追われながらも
目の前の授業を消化していく日々の中、とにかく毎日やることをこなすのに必死で
あまり過食したいと思わなくなりました。

それでも何かいつもと違うストレスを感じると反射的に過食してしまうということはありましたが、以前よりは格段に過食の頻度は減っていたと思います。

現在

現在は減量も再開し、基本的には計画通りの食事をすることができています。
ただたまには高カロリーのものが食べたい、と思うこともありますし
爆食いに走ってしまうことも月に数回はあります。

そのせいで体重が減らず、それがまたストレスとなって爆食いして・・・
ということももちろんあります。

それでも食べることは悪ではないし、美味しいものを食べられて幸せだと思うようにしています。

私が思う過食の処方箋

結局、ネット上でよく言われている
「ストレスの根本原因をなくす」
ということが過食の処方箋であることは間違いないと思います。

このことの根本的な考え方というのは
違う結果を得たいのならば、今とは違う選択をしなければならない
ということだと思います。

現状を変えるためには、自分が変わっていかなければ
結果は何も変わりません。

他人を変えることはほぼ不可能です。
自分がコントロールできるのは自分だけです。

自分をコントロールするというのもとても難しいことで
なかなか理想の結果を手に入れることはできません。

それでも「過食を辞める」という結果を得たいのであれば
今の自分の選択を変えるしかありません。

例えば仕事が原因ならば転職するなどです。
それは特に現在のような状況では困難なことだとは思います。
それでも、困難なことに打ち込むからこそ
過食に対する意識が薄れていき、食に対する興味が薄れるという効果もあると思います。

過食を克服するためには、自分で大きな変化を起こさなければならないし、
だからこそとても時間がかかります。

痩せることに時間が必要なのと同じように、
じっくりと時間をかけて、理想のライフスタイルを築いていくということが
結局は一番の処方箋なのではないかと私は思います。

私も完全に過食をやめられたわけではありませんし
あと1年後に過食する癖が全くなくなっているという自信もありません。

そういう自分を許しながら、毎日を楽しく生きることを意識しています。

まとめ

過食をやめるためには

①過食の原因を知る
②その原因を取り除く方法を考える
③どれだけ時間がかかっても、その方法を実行する
④その際、うまくいかない時期があっても決して自分を責めないで受け容れる

このようなことが必要だと思います。

今回の記事はかなり暗い話になっていまいました。
同じように過食で苦しんでいる方の助けになれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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