私が筋トレをする理由
私が筋トレをするようになったのは、
お尻と背中を鍛えて、ボリュームを出すことによって
くびれが強調されるカーヴィなボディラインを作りたいと思ったからです。
痩せたい(体重を落としたい)からではありません。
むしろ筋肉は脂肪より重いです(同じ体積で比べたら)。
従って体重が変わらなくても、体脂肪率を下げることによって
体は引き締まって見えます。
筋トレをするメリット
筋トレをすることの最大のメリットは体をデザインすることができる点にあると思います。
一般的に脂肪をつける場所や落とす場所はコントロールできません。
つまり部分痩せ(部分的に脂肪を落とすこと)は不可能です。
しかし筋肉は違います。
お尻の筋トレをすればお尻の筋肉に刺激が入り、お尻の筋肉だけが成長します。脚の筋トレで胸に筋肉がつく、といったことはありません。
従ってお尻を大きくしたいならお尻を鍛えればよいですし、腕を太くしたくないなら腕を鍛えなければよいのです。
またこれ以上筋肉をつけたくないと思うくらいまで体が成長したと思ったのならば、そこで扱う重量を上げずにトレーニングを続けてその体型を維持すればよいのです。
私の筋トレ遍歴
①5kgの減量に成功した時期
私はもともと家でYouTubeなどを見ながらトレーニングするところから始めました。
この頃はボディメイクがしたいというよりはただ体重を落としたいと思っていただけでした。そして栄養や減量について学んでいくうちに、体脂肪を減らすには食事が9割ということがわかったので、すぐに止めてしまいました(笑)
私がかつて5kgの減量に成功したときも、特に運動はしていませんでした。
通勤や通学等で1日30分〜1時間程度歩いていたくらいです。
筋肉も脂肪も失った結果のマイナス5kgですが、その頃は細ければ良いと思っていたのでこの結果に満足していました。
その後一年くらいはその体重の前後1,2kgくらいで維持していました。
②生活のストレスから過食気味になった時期
あるとき、ショックな出来事があって過食に陥りました。
中高生の頃からたまにどか食いをすることはありました。
大学生になってからはそれも落ち着いていたのですが、
今回ばかりは「本気の過食に陥った」と自分で思いました。
具体的に言うと一回2000〜3000kcalの食べ物を摂取するというのを
最悪毎日、よくても一週間に一回という頻度で行うようになったのです。
お腹が空いていなくても気持ち悪くても食べるのを止められませんでした。
心の隙間を食べ物で埋めようと頑張って食べ物を詰め込む、といった具合です。
そんなとき、
と思い立ちました。
そしてどうせ始めるならしっかりと筋肉をつけたいと思い、ウエイトトレーニングを初めました。運動経験もほとんどなく、いきなりジムに行っても何もわからないだろうと思い、パーソナルトレーニングを受けることにしました。
結果として3ヶ月で2〜3kgの筋肉をつけることができました。数値の正確性としては、ジムにあったインボディという精密な体重計で測った結果なのである程度信用できるものだと思います。
もっとも脂肪も同じくらい増えてしまい、自己最高体重を記録しました。
過食が習慣化していたので当たり前ですが(笑)
③コロナウイルス感染症拡大による自粛期間
コロナウイルス感染症の流行により、できるだけ自宅にいようと思い通っていたパーソナルジムを退会しました。
そして4,5,6月の間はYouTubeのfitness系ダンス動画にハマり、毎日一時間くらいは踊っていました。もっとも私は食料品の買い出しくらいしか外に出ない生活をしていたため、痩せるための運動というよりは、歩かなくなった代わりという位置づけだと思います。
この時期は過食が少し落ち着いてきたものの、週1回程は爆食いをしていました。
そのため1ヶ月約1kgずつのペースで落ちていたと思います。
④筋トレ再開
6月終わり頃、自宅で筋トレを再開しました。
その後自宅筋トレが物足りなくなり、今ではジムに通って週4回ほど筋トレをしています。
具体的には月・木曜日はお尻、火曜は胸、金曜は背中
という具合にスケジュールを組んでいます。
まとめ
最後に、私は体重を減らすために筋トレをしているわけではありません。
痩せたいなら運動しろ!というつもりも全くありません。
ただこの記事を読んで、体をデザインするという発想を持ち、筋トレに対し興味を持ってくれたら嬉しいです。
脂肪を落とすという意味でも、運動量がある程度あった方がしっかり食べながら痩せるということに成功しやすいと思います。
筋肉をつけるのは脂肪を落とすよりも大変なことです。
というのも脂肪は食べなければ落ちますが、筋肉は管理された食事と適切な筋肉トレーニングを続けてやっと年5kg増えるか増えないかの世界です(トレーニング1年目の場合)。
ですのでマッチョになってしまうということはまずありません。
ステイホームが望まれる今、おうちでトレーニングを始めてみるのはいかがでしょうか?
筋トレは体をデザインできるもの
脂肪は部分的に落とすことはできない
筋肉はつける場所と量をコントロールできる
最後までお読み頂きありがとうございました!